仙台市企業訪問

「震災の復興と新たなビジネスの種 アントレプレナーシップ」
2011年の東日本大震災から13年、その中で新たなチャレンジを続けている企業やスタートアップ施設をめぐる会。震災の傷跡をリアルに見聞きし、地域のニーズ、課題や問題点に触れ、Noroshiチャレンジャーにお会いするきっかけとなりました。
訪問先一覧
■INTILAQ


カタールの支援で開設されたイノベーション拠点で、ハーバード・ビジネススクールも視察に訪れる施設。「起業家育成・⽀援」を⽬的とし、起業家のみならず、新しいことにチャレンジする「マインドの育成」、アイデアやビジネスチャンス創出のための「きっかけの場づくり」等、総合的に⽀援されています。佐々木センター長とGRA岩佐様の講演を伺いました。小学生を対象としたビジネス体験イベントのお話や「いちご農家」のスクール(技術継承が目的)のお話など、熱い話が繰り広げられました。
■株式会社GRA

東北一のいちごの産地、宮城県亘理郡山元町にあるいちご農園。地域の誇りである”いちご”で雇用機会を創出し、東日本大震災でいちご農園の99%が破壊された状態からのスタートされています。農業を強い産業とすることで、持続可能な繁栄をもたらすことをミッションに掲げている企業です。
代表の岩佐さんは震災をきっかけに地元に帰ることを決意。日本国内のみならず世界にいちごの生産や販売を展開されてた経緯や今後の展望についてお話を伺いました。
■荒浜小学校

東日本大震災において、校舎2階まで津波が押し寄せ、大きな被害を受けた仙台市立荒浜小学校。震災当日、児童や教職員、住民ら320人が避難したその校舎を、震災の記憶や記録、教訓を後世に伝える施設として残され公開されていました。荒浜地区には当時800世帯、約2200人の方々暮らしていました。津波の被害により現在は「危険災害区域」に指定され住んでいる方はいません。震災によってバラバラになってしまった住民たちは、今でも地区で唯一残っている小学校に集まるそうです。また元住民によって作られた800世帯の模型は胸が痛くなる想いでした。
■秋保ワイナリー


2015年12月、宮城県仙台市にある東北有数の観光地・秋保温泉郷にオープン。東日本大震災をきっかけに誕生した秋保ワイナリーは、ワイン産業の持つ力を活かし、人・食・文化・産業をつなぎ育んでいくことを目指し、日々ぶどう栽培、ワイン醸造、担い手育成、地域振興に取り組んでいる。代表の毛利様のお話を伺いました。元建築士の毛利さん。震災をきっかけにつのった地元への想いは熱いものがありました。現地で頂いたワインはどれも美味しく、Noroshiは販売を支援することに。ワイン樽オーナー制を提案し、現在準備中です。
■仙台スタートアップスタジオ


革新的なアイデアや技術を強みに、仙台・東北から世界を変えるスタートアップが生まれることを目指し、ビジネスの立ち上げから成長に向けた様々な支援をワンストップで提供。スタートアップや起業を目指す人、地域の様々な支援機関、さまざまなゆかりのある経営者や支援者が集う施設を見学しました。また当日行われていたスタートアップイベントにも参加。登壇者や参加者との交流も深めました。印象深かったのは震災をきっかけに仙台や東北の皆さまの意識が大きく変わったということ。それはビジネスにも大きな影響を与えているように感じました。